せっかく作った合鍵が合わない?合鍵が合わなかった意外な理由

私の実家は古い引き戸タイプのドアでした。 私が中学生になるぐらいで母も仕事に行くようになり、所謂かぎっ子になりました。その時に私用に合鍵を作ろうと近くのホームセンターにある鍵屋さんに行きました。買い物前に普段使っている鍵を渡し、買い物を終える頃には新しい鍵が出来上がっていました。 新しく作った鍵は私専用の鍵となりました。初めて自宅の鍵を持たせてもらえてに大人になったような気がしました。絶対になくさないようにとお気に入りのキーホルダーをつけて、更に落としにくくなるようにポーチに入れて学校に行きました。 自宅に帰って初の開錠にワクワクしながら鍵を差し込みました。しかし硬くて全く回りません。指し方が逆なのか?と思い抜いて反対にしても、角度を変えて差し込んでも何をしても回りません。その時はちょうど夏で炎天下の中両親が変える夕方まで外にいるのは耐えられませんでした。なんとかしようにも当時は今みたいに形態をだれもが持っていたわけでもありませんでした。唯一父が携帯を持っていましたが、家に入れない以上公衆電話を使わなければ連絡ができません。結局二階の窓なら空いているかもと思い、倉庫によじ登って屋根をつたって二階から自宅に入りました。 父が変える前にみんな帰っているので次の日からは父の鍵を借りて家に入りました。休日に同じ鍵屋さんに行くと複製に使った鍵がマスターキーではない可能性があるとのことでした。まれにマスターキーではない鍵で複製した場合に今回のようなことが起きると説明を受けました。前回は母の使っていた鍵で複製したので、今回は父の鍵で合鍵を作成してもらいました。 自宅に戻って開錠してみると無事に開きました。 この体験からマスターキーはわかるように違うキーホルダーをつけたりして見分けれるようにしてます。全部同じに見えて微妙に違うんだなと感心しました。

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