真冬のベランダに1人閉め出された話

当時深夜まで働いていた私は仕事を終え、一人暮らししていた自宅に帰り家事をしていました。洗濯物を取り込んでいる最中、真冬だったので外気が室内に入らないようにベランダに出るときは必ず戸を開け閉めしていました。すると、何往復かし、再びベランダに出たときに不意に戸が勢いよく閉まってしまいました。当時住んでいた家のベランダの鍵はレバーを上から下に下げて施錠するタイプだったため、扉の勢いでレバーが下に降りてしまい自動的に鍵がかかってしまいました。寒空の中、薄着で外に閉め出されてしまっており時間帯は夜中で周りに人がいない状況でパニックになりました。合鍵を誰にも渡していないし、幸い持っていた携帯電話も充電が切れそうな状態。すぐに深夜まで営業している鍵業者に連絡をし状況と緊急の旨を伝え来てもらいました。業者の方に「お子様に閉められた訳ではないのでしょうか?」と聞かれ、「一人暮らしで…勝手に閉まったんです…」と状況を説明するのがとても恥ずかしかったです。一人暮らしでベランダに閉め出されるなんてこと聞いたことないので業者の方も驚かれたと思います。 30分ほど経った頃に到着され、無事救出していただきました。私はベランダのレバーを上げて欲しかっただけだったのですが、その為には玄関の鍵の施錠、玄関チェーンの施錠が必要になるため、さらには深夜料金も加算され費用はかなり高くなりました。それ以来、ベランダに出るときは戸は閉めないようにしています。

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